アゼルバイジャンのバクー国際多文化主義センター(センター長を大統領が直接任命)からご依頼をいただき、今年も北海道大学で3か月間、アゼルバイジャンについて、講義を行うことになりました。北海道大学の学生にも興味を持ってもらい、将来アゼルバイジャンと日本のあらゆる交流に努めてほしいという願いも込められています。
アゼルバイジャンはどんな国?
アゼルバイジャンは小さな国ですが、様々な民族が住んでいる多民族国家です。アゼルバイジャンの国民は主としてイスラム教(シーア派)を信仰していますが、正教会、ユダヤ教会、アルメニア教会などの宗派も存在するとても寛容な国です。
講義の内容
アゼルバイジャンの多文化主義モデル、世界の様々な国々の多文化主義モデル、文化的な寛容、宗教的な寛容、アゼルバイジャンの社会哲学思想における寛容さと多文化主義、アゼルバイジャンの多文化主義の歴史、本質、特徴、アゼルバイジャンの多民族主義と多文化主義政策、民族と文化の多様性と多文化主義政策、アゼルバイジャン共和国の多文化主義政策と国の社会経済発展政策、多文化主義とアゼルバイジャンの外交政策、多文化主義とアゼルバイジャンの現状など。
アゼルバイジャンへ行けるチャンス
受講生のうち数人はアゼルバイジャンのバクー国際多文化主義センターが開催する冬(2020年2月を予定)・夏(2020年7月を予定)のスクールに参加する機会を得ることになります。渡航費等は原則としてバクー側が負担します。昨年・一昨年の講義の結果、5名の北大生がアゼルバイジャンへ渡航し、アゼルバイジャン人を含む世界から集まってきた優秀な学生たちと交流できました。皆様もその一人になるかもしれません。渡航できる学生は講師の推薦により、選ばれる予定です。
日本とアゼルバイジャンの二国関係の発展に
一緒に貢献しませんか。
講義の詳細について、以下のリンクかチラシから確認ができます。
